歩き1人旅

歩き旅〜九州編〜 4/8

4月8日

朝の風景。夜はずーっと波の音を聞きながらとても心地よい眠りにつく事ができた。幸せな夜であった。

テントを畳んで荷物をまとめた後で、近くにあった東屋の下で朝ごはん。相変わらず豆腐が好きな自分である。

北に向けて歩き出す。
鳶か何かが気持ち良さそうに風に乗って飛んでいた。のんびりしていて気持ちが良い。

小学校と道路の間の壁に描かれていた絵。とても可愛い。くまモンのようなキャラもいる。やはり九州では人気のようだ。

ところどころで見る、この「あく巻き」と言う食べ物が、とても気になる。
食べる機会はあるだろう。

桜島さんはなかなか顔を見せてはくれない。

途中から雨が降って来てしまったが、南国っぽい風景を感じながら歩いて行く。
基本的に雨が降ったらリュックにザックカバーをかけて、ウインドブレーカーを着て、状況によって傘をさす、と言うのは変わらない。靴が濡れるのは避けられないが。

1.8キロあるトンネルを歩く。相変わらず長く感じるが、歩数を数えたりしながら歩いて行く。

家族で玄関の前でバーベキューをしている光景を数回見た。北海道では車庫でバーベキューをする事や裏庭でやるが多いかと思うが、玄関の前はあまり見ないので興味深かった。

鹿児島神社が見えたので、参拝しようと鳥居を前にして歩いていたら、いきなりスマホからアラーム音が鳴ってびっくり!
その数秒後に揺れを感じた。震度2〜3くらいであろうか。すぐにおさまったが、地震大国だと改めて感じた。

黒猫ちゃんが歩いていた。
九州は猫ちゃんが多い。あちこちで見かけるので、その度になんか癒される。

桜島がさっきよりも少し見える。しかし大きい。上の方は雲がかかっているが、これだけ見せて貰えれば十分だ。

程度は日々変わるが、噴火が日常的なものだと言うのを感じさせる看板や表示。これを見るとちょっと怖くはある。

景色は良いが、桜島は隠れている。
だが、とにかく歩き続ける。

漁業が盛んな様子も感じとれる。お肉(特に鳥刺し)も美味しくて漁業も盛んなのは素晴らしいと感じる。

鳶(?)とカラスの共存。この後どうなったかは知らない。おそらく何もなかったであろう。

大正の溶岩で陸続きになったと知る。
恥ずかしながら歴史の知識が全然ないもので、勉強になった。

みんな可愛いのでパシャリ。

噴火によって埋没した鳥居があるとの事で、見に行く事にする。

桜が綺麗だ。日本人だから綺麗だと思うのか、他の国の人もそう思うのだろうか。

沢山の枇杷の木。北海道では見れない光景で、これだけ沢山あるのは見ているだけでとても贅沢に感じる。

少しだけ山を登ったところに鳥居があるのだが、その登り口にある看板。噴煙が悍ましい程の大きさと高さである。

鳥居を目にして、想像以上に埋もれてて驚いた。左右の高さも異なっているので、噴火の規模の凄まじさが窺える。こんな事が起こったとは自然の力は恐ろしい。

鳥居のあるところからの景色はとても良かった。

そのまままた北を目指す。道の駅たるみずでしばし休憩をとった。「ばくだんおにぎり」なるものを見つけたので、後で食べようとそれを買ってまた歩き出す。

袋を被せていない琵琶があった。摘果もしないとこうなるのかと知った。幾つもの琵琶が一つの場所から生っている。興味深い。

植物と同化している。カンボジアのアンコールワットを何となく彷彿とさせる、味のある光景だ。

お腹が空いて来たところ、個人商店があったのでふと立ち寄った。買い物をすると店主の女性が旅をしているのかと尋ねたので、佐多岬から歩いており北上していると答えると、なんと水と、期限が切れているからとコッペパンをくれた!
その優しさがとても有難い。お礼を良い再び歩き出す。

いただいたパンを食べ、先ほどのお店で買った厚揚げと道の駅で買ったばくだんおにぎりを食べる。厚揚げはそのまま食べるものではないが、気にせず食べた。近くのお店で手作りしているのか、素朴な味で美味しかった。ばくだんおにぎりは、高菜と鮭フレークとしそ昆布が3つ一緒に入っているもので、食べるとまず鮭と高菜の味が最初にやって来て、その後でしそ昆布が遅れてやって来ると言う感じでとても美味しかった。

ちょっと休憩をしようとリュックを下ろしたところ、ちょうどバスがカーブを曲がって来て運転手がこっちを見ていたので、乗る人と勘違いされてしまったようだ。
ここがバス停と理解し、乗らないので慌てて手を左右に振るが、おそらくバスを止める仕草に見えたのだろう。バスが目の前で止まってしまった。
乗らない意思をどう伝えれば良いのかと思い、首を左右に振る。
すると運転手が左右の腕で大きなバッテンを顔の前で作った。これか!この仕草か!と思い自分もその仕草をする。
一瞬の間ではあったが、なんだろう、この2人でバッテンをしている瞬間は。小さい頃にやったウルトラマンごっこ以来ではないだろうか。
自分がバスに乗らない意思が伝わり、運転手は発車させて行ってくれた。ホッとしてそのまま数分間その場で休んでからまた歩きを再開した。

海ぶどうと魚の自販機とはとても珍しい。色々な自販機があるものだ。

桜島を目の前にして釣りをしている人がいた。天気は曇りだが絵になる風景だ。

お酒は飲めないので全く詳しくないが、名前は知ってる森伊蔵のお店があった。

さっきの橋よりも更に植物に覆われている。植物は偉大だ。まだ辛うじて「私は橋でした」と言えるレベルではある。

もの凄い樹齢のイチョウの木。本当に植物は偉大である。

お地蔵様の顔にも見えなくもない。
歩道にズラーッと続いていた。

黒酢が有名な地域らしい。他にもいくつかの黒酢製造所があった。そのまま歩き続ける。

かなり長い間歩いた為、霧島市に入ったときには、もう暗くなっていた。お腹が空きすぎてかなり辛くなってきたところで、コープを発見。早速食べたいものを買う。レジを済ませると、なんとイートインコーナーがあるのを発見!これは本当にありがたい。その場ですぐ食べさせてもらう。

お刺身と鳥刺しを食べる。毎日鳥刺しを食べているが、本当においしい。この時期にスイカも食べれるのも幸せだ。大満足の晩御飯であった。

寝るところであるが、霧島市に着いた頃にはかなり暗くなっており、またモバイルバッテリーの充電もなくなりそうであったので、充電できる場所を検索すると自遊空間があった。
なのでここで充電しつつ寝ようと思った。

ところが、荷物をいくら探しても免許証が出てこない。もしかして忘れてきたのかと思い、出発前に自分のものをを色々置いてきた実家の母に連絡。案の定、実家にあった。免許証の写真を撮ってもらい、それを見せる形でも本人確認ができるのかをお店に聞いたところ、それでも良いとのことであったので助かった。

自遊空間まで歩いて初回登録などを済ませ初めて利用してみる。足を伸ばして寝られるスペースがあり、空いていればシャワースペースも利用できると言う便利さでびっくり。1つも読んでいないが、漫画もものすごい数があり、最新刊なんかもたくさんありこれは半日いられるのではないかと思った。

モバイルバッテリーやスマホなどを充電し、シャワーが空いたら利用させてもらい、明日の予定を立てているうちに寝てしまった。
こうして、4月8日(自分の誕生日)は、奇しくも48キロを歩くと言う、誕生日に合ったものとなった。

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