歩き1人旅

歩き旅〜九州編〜 4/10

4月10日

朝の光景。朝日が清々しく、天気のいい日は本当に幸せな気持ちになる。

風が少しあり太陽も出ているので、テントを乾かすのが楽であった。有難い。荷物とテントをまとめた後、道の駅にある東屋で朝ごはんを食べることとした。
太陽に照らされながら、とても気持ちの良い朝食のひとときであった。

猫が多いのは気づいていたが、ノラ猫が増えて困っているとは思わなかった。
見ている分には可愛いが、増えすぎるのも問題なのだと知った。

坂本龍馬とおりょうの旅路が描かれていた。昨日訪れた霧島神宮もあった。そして標高1500メートルを超える高千穂峰にまで登っていたとは、さすがの2人である。

朝ご飯を食べた後、道の駅を後にして出発。天気が良いとそれだけでもう本当に気持ちが良い。

途中の景色なども色々と楽しみながら進んで行く。

途中で通った橋に描かれていた動物たち。こういったものを見ながら歩くだけでも面白い。

今日はえびの高原を通り、目指すはえびの市。かなり長い山登り&山下りとなりそうだ。

天気が良いので水を沢山飲むと思い、途中の温泉街のコンビニで水2リットルを購入し準備万端。
コンビニを出て少し歩くと、噴気がたくさん出ている箇所があった。さすが温泉街。硫黄の臭いが辺り一面に広がっている。

道路ではあるが頑張ってしばらく山を登っていると、後ろから来た車が真横で止まり、「登山ですか?どちらまで行くんですか?」との声をかけてくれた。見ると50代くらいの女性で、同じような格好をしている。
「えびの高原までです。」と言うと、ちょうどその女性もそこで友人と待ち合わせとの事で乗せていってくれると言う。
車の中では、遠くに見える山々の名前や歴史などを説明してくれ、知識がゼロであった為とても勉強になった。そして気づけば宮崎県の看板を一瞬で通り過ぎていく。思わぬ形で県またぎをしてしまった。
途中、遠くの山々が見やすい場所で一旦車を停めてくれ、説明をしてくれたりもした。とても有り難かった。

そうこうしているうちにえびの高原へ到着。晴天で景色も綺麗だ。
駐車場はとても広く、植物や動物や山の様々な情報を展示しているエコミュージアムセンターやお土産が豊富な直売所、足湯などもあり沢山の利用者がいた。
登山をする拠点にもなっているようで、この女性も本日は友人とここで落ち合い、軽めの登山をするとの事であった。
自分に声をかけたのも、登山をしに来た人だと思ったらしい。
改めて女性にお礼を言って別れ、エコミュージアムセンターへと行ってみる。

10数年前に、300年ぶりに噴火した新燃岳(しんもえだけ)。噴煙の規模が凄まじい。やはり自然の力は偉大だと感じた。

直売所にあった看板。各山々の名前や、綺麗なミヤマキリシマツツジの写真があった。これは沢山の人々が見に来るに違いない。
韓国岳は「からくにだけ」と呼ぶとの事であった。韓国が見えるくらいの高さ(実際には見えないが)でそう呼ばれていると、女性は説明してくれた。

直売所の前の足湯。気持ちが良さそうだが、自分は足の皮が酷い事になっているのでこれに入ると足湯を汚すような気がして入れなかった。

そうして休憩を含めた観光を満喫し、えびの高原を後にしてえびの市へ向けて山下りを開始した。

山下りを開始してすぐに横切った川の色が白っぽい緑色で驚いた。だが汚い感じではなく、興味深かった。

景色が良い。先ほどの女性の車に乗せてもらえたので、2時間弱分の歩きが短縮された分、足が軽い。

小さな落石の跡。やはりたまに石や岩が転がって来る事があるのだ。

途中で展望所があったので小休憩。ずーっと下りが続くのも脛になかなかの負担が来る。

素晴らしい景色を前に自分の大好物、ピーナッツを食べる。至福の瞬間。

これはあの、、、ピクサーの映画の最初に出てくるランプの親戚ではなかろうか。

引用元: https://vocal.media/geeks/the-history-behind-the-pixar-lamp

しばらく歩いていると、車道に潰れた空き缶があるのを発見。こう言ったゴミは大抵は歩道側にあるのだが、車道にあるのは珍しいのでパシャリ。
本来ならそのまま拾うべきであるが、他にもゴミが色々落ちていると言う自分勝手な理由から、申し訳ないが歩道側へそっと置かせていただいた。
それにしても時代を感じるデザインの飲み物である。この空き缶も、自分がここまで「つぶ」れるとは思わなかったであろう。

途中で白鳥神社の前を通りかかり、200段ちょっとの石段を登り参拝。興味深い植物も咲いていた。

参拝が終わり石段を降りていると、いきなり何かを踏んで滑った。慌てて体勢を整えて着地したが、もし足を挫いてしまっては大変なので焦った。
下を見てみると、太めの木の枝だった。この枝ごと滑って数段落ちるなどしなくて良かった。用心用心。

下りが続き足が疲れて来てはいるが、相変わらず気持ちよく歩いて行く。

しばらく行くと、また潰れた空き缶で車道にかかっているのを発見。運転してて気持ちの良い道だと、みんな空き缶を捨てたくなるのであろうか。
こちらの空き缶も、申し訳ないが写真を撮った後で歩道側にそっと置かせていただいた。
それにしても見事にペシャンコに潰れている。潰れずに生きていけるほど世の中は「そこまで甘くはなかった」らしい。

山を降りて街に入る。何処かの家庭の庭に咲いている桜がとても綺麗だった。

数時間の下りによる衝撃からか、肩がかなり疲れてしまったので道端で休憩をとる。
近くの家が素晴らしかったので勝手に写真を撮ってしまい申し訳ないがパシャリ。とても日本的な家屋で、鯉のぼりまであった。日本って良いな〜と改めて感じた。

畑に続いていた足跡。うさぎさんか何かだろうか。畑の持ち主からしたら迷惑であろうが、可愛い足跡。

しかし景色が良い。写真の真ん中に1人、散歩をしている人が写っているが、そののほほんとした感じがまた良い。足と肩の疲労が凄いが、とても幸せな気持ちで歩いた。

お腹がぺこぺこになりながら、スーパーに到着。この大きな看板が遠くに見えた時には、食べ物が買えると分かりとても嬉しかった。

本日の晩ご飯。空腹が凄かったので、買ったスーパーの入り口近くのベンチで座って食べる。
厚揚げとうなぎはそのまま食べるものではない為、良い子は真似しないでください。
うなぎは頑張った自分へのご褒美として財布に許可をいただいて購入。付いているタレを拭いながら食べた。とても美味しくてこれまた至高のひととき。

ご飯を食べ終わった頃には暗くなっていた。近くにあったこちらの温泉でゆっくり身体を温める。内湯、露天風呂、サウナ、水風呂など一通りあり最高であった。特に内湯は若干金属臭のする熱めのお湯で自分好みであった為、内湯↔︎水風呂としばらく入っていた。

温泉の後で近場のコインランドリーで洗濯をし、目星をつけていた場所でテントを張ろうとしたが何となく気乗りしなかったので、スーパーへ行く途中で通った公園でこっそりテントを張る事にした。
テントを張り終えた頃には22時前だったので、軽く次の日の予定を立ててから就寝。とても充実した良い1日であった。

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