歩き1人旅

歩き旅〜九州編〜 4/4

4月4日

朝起きて靴下を履こうとして驚く。左足の親指に水ぶくれができている。

触ってみるとぷにぷにしている。20年ほど前にタイでスキューバダイビングをしていた時に触ったイソギンチャク並みにぷよぷよである。
見た目もエアーバッグのようだ。これに関しては昨年12月に自動車の単独事故を起こした時にエアーバッグを2つ見たばかりであるので間違いない。
とりあえず気にせずそのまま靴下を履いて、知覧ヘと行く支度をする。

車もあまり来ない道を歩く。朝はやはり清々しい。

北海道ではお目にかかれない太い竹の竹林。

たけのこが太すぎる。驚愕のサイズで思わず写真をパシャリ。

特攻平和会館までもう少しだ。

昔使われていた給水塔があった。普段の生活に用いる水を下から汲み上げて利用していたとの事である。

防火水槽跡もあった。空襲などで火事になった際に、バケツで水を汲み上げるために利用されていた。

知覧はお茶の一大産地としても有名。

当時利用されていた飛行機についての説明が書かれていた。

時期は過ぎていたが、桜並木が素晴らしかった。

このそばにある特攻平和会館に行き、特攻隊員の写真や日記、家族に宛てた遺書や遺品などを見た。まだ20代前半などの若い方達が多く、母への感謝を書き綴った遺書が多く見られて心を打たれた。

また、時間ごとにビデオの上映があり、自分が見たものは家族への手紙の朗読のビデオであり、娘へと宛てた父の遺書や、何度も特攻へ志願したが受け入れてもらえず、奥さんと娘さんが「先に行きます」との遺書を残して入水による心中をしてしまい、その後志願が受け入れられた方の遺書などは涙を堪え切れなかった。

特攻平和会館に訪れた全ての人が思うありきたりな感想になってしまうが、今のこの平和を享受できているのはこういった隊員たちの貢献の上に成り立っている部分もあるため、少なくとも日本人としてこの事実をしっかりと心に留めておくべきであると感じた。

その隣にある「ミュージアム知覧」にも訪れた。入り口を入ったらすぐ見える水車からくりが凄かった。下を水が流れると水車が回り、それによって上の人形が動く仕様になっており、こちらは桃太郎であった。お爺さんが桃を切って桃太郎が出てくるまでを見る事ができた。
精巧な技術に感心させられてしまった。

こんなに大きいものを扱っていたとは、昔の人たちは怪力である。それとも現代人が非力なのか。

ミュージアムをひと通り見終わり、お腹が空いたので近くのスーパーで買ったものを軽く食べてから、キャンプ場へと戻った。

テントに戻って荷物を整理していると、足に何か違和感を感じて見てみると、買った時の値札のタグの一部が刺さったままであった。こんな事もあるんだなと感じる。

荷物をまとめ、テントを撤収して管理人さんにお礼を言う。こちらの管理人さんにはとても親切にしていただいた。この旅が終わったらお礼を伝えようと思う。

管理人さんにキャンプ場前から指宿市に行くバスが出ているからそれに乗るといいとのアドバイスを受ける。知覧での見学に時間をかなり割いたのでそうする事とした。

バスで指宿へ行き、雨模様の予報であったので宿をとり、そこまで歩いていると鳥刺しのお店に出くわす。胃袋と相談し、これは行くしかないと言う事になり訪問。ボリュームのあるパックで500円と言う破格で衝撃を受ける。胸やももだけではなく、手羽元や手羽先もあり、どれも食べてみたいので2パック(4種類)を購入。るんるん気分で宿へ歩いて行く。

かなりの量である。
※鳥の生食は危険を伴うものであり、全ての方へ推奨できると言うものではありません。自己責任にて食すようにしてください。

お肉屋さんの前を通り、美味しそうなコロッケを売っていたが今日は鳥刺しなので泣く泣く通り過ぎる。

宿にチェックインし、なんと自転車を貸していただける事となり、晩ご飯前に砂蒸し体験に出向く事とした。

初めて砂蒸しを体験したが、とても心地良い汗をかけた。
まずは受け付けでお金を払い、浴衣とタオルを受け取り着替える。全裸に浴衣スタイルでタオルを持ち、指定された場所へ行く。雨の日だったので海に面した屋根付きの砂蒸し場であった。
砂蒸し士(呼び方分かりません)の方に1人分の砂を掘っていただき、そこに横になり砂をかけていただく。
砂は意外と重みがありズッシリと胸に感じる。手足までの血流を強く感じ、心臓が鼓動する度に全身を血が巡るのを感じながら横たわり続ける。
10分ほどが目安ですと言われたが、10分ほどしてから汗をかき始めたのでそのまま20分横たわっていた。まるで全身岩盤浴のようでとても気持ちが良かった。これはハマる人はハマると思う。温かい砂って素晴らしい。
その後温泉に入り疲れを癒す。会館から出てきた時にはすっかり暗くなっていたが、身体は軽くて気持ち良く、帰りの自転車で涼しい風に当たりながら最高の気分で宿まで帰る。

途中、道に猫ちゃんがいた。なんかのんびりした光景だ。

可愛いな〜と思いながら通り過ぎ、前を向くとまた違う猫が道で寛いでいた。猫パラダイスである。

宿に戻り、晩ご飯の鳥刺しをいただく。
胸は柔らかくて美味しいし、ももはしっかりした肉感で噛む度に肉の旨みを感じられてこれまた美味。手羽元と手羽先はコリコリした感じの食感もたまらなく、こちらも最高に美味しい。オーナーさんの勧める食べ方(生姜とニンニク、九州の甘めの醤油につけて食べる)ととても美味。
オーナーさんとお話ししながら晩ご飯を食べ、美味しいたけのこご飯までいただき、楽しい一晩となった。

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