歩き1人旅

歩き旅〜九州編〜 4/18

4月18日

昨夜地震があったが、思ったよりはしっかりと眠れた。

思えば熊本地震の時は、自分は歩き遍路をしていて愛媛県にいたので震度4くらいを体験し、今回の愛媛県付近の地震では熊本にいて震度4くらいを体験した。
震源地付近の人は本当に怖い思いをしたのであろう。被害が少ない事を祈る。

他の宿泊者たちはまだ寝ているようだ。
とりあえず起きて歯磨きなどをして出発する準備をする。
キッチン兼リビングに来て朝ごはんを食べる事とする。
テーブルや丸太の椅子が味があって素晴らしい。

昨夜こちらの宿に来る前に寄ったコンビニで買った豆腐と、一昨日業務スーパーで買ったナッツ、百均で買った黒ニンニクとを一緒に食べる。
黒ニンニクの甘味にナッツのコクが合わさってとても美味しい。
そこに食べ応えのある冷たい豆腐が入ってきて美味しさのハーモニーを奏でる。
適当に買ったものだが、自分的に美味な組み合わせであった。

ご飯を食べ終わり、トイレに行って出てきたらゲストハウスの猫ちゃんがいた。
足元にすりすりして来てくれてとても可愛い。
1〜2分撫でていたら満足したのか何処かに行ったので、自分も出発する事とした。

阿蘇山を眺めながら歩いて行く。
朝はとにかく空気が綺麗で気持ちが良い。

静かな朝を満喫しながら歩いて行く。

阿蘇山が目の前に表れてきた。立派である。
他の山々とは違い、木々に覆われていないので山肌が見えるのもとても新鮮に感じる。

橋の横に、水を渡す用水路(?)があった。水を通すのにこのような方法があったのか!と感心した。

水源が幾つかあり、水の豊富さを窺わせる。

歩いていると、ちょくちょく蜂さんが目の前を飛んでいるのに遭遇する。
こちらの蜂さんは、目の前を飛んでいてその場から全く動かないでホバリングしていたので、「普通に写真を撮れるのでは?」と思い撮ってみたら、ブレずに写っていた。面白い。
蜂さんの横にまわり、また歩いて行く。

トンボさんも、綺麗な緑色をしていて北海道で見るトンボとは違った色であった。興味深い。

寺坂水源に寄ってみた。さすが水が綺麗である。小さいお魚さんも沢山泳いでいる。

胴体が水色っぽくて羽が赤っぽいトンボさんがいた。
これまた興味深いと写真をパシャリ。

水源に立てられていた道しるべ。
昔の旅人は、飢えや寒さで行き倒れる事があったので、この地に道しるべを設置したとの旨が書いてあった。
色々と便利・安全になった現代に自分がこうやって歩き旅ができる事は、とても有難い状況なのだと改めて実感させて貰えた。

引き続き、一心行公園を目指して歩いて行く。桜は咲き終わっているだろうが行ってみる事とした。

一心行公園では、遠くからではあるがとても大きな桜の木を見る事ができた。
樹齢も相当なものであろう。満開の桜の時期に行けばとても見応えのある桜が眼前に広がり、それはそれは風光明媚なのであろうと思った。

そしてまた歩いて行くと、阿蘇白水龍神権現(白蛇神社)があったので参拝させていただく。
こちらの神社は、金運に関わる神様を祀っていらっしゃるようで、お金を払うと生きた白蛇を見る事ができるようであった。

神社もとても綺麗に整備されており、明るい雰囲気で、お金を洗う池のようなものもあった。
自分は霊的なものや神様などを感じる感覚は全然ないが、確かに金運が上がる雰囲気は感じる事ができる神社であった。

景観配慮バージョンのローソンがあった。山っぽい色合いで新鮮であった。

セブンイレブンの前を通ると隣に東屋があった。
珍しいと思い行ってみると、

なんと「南阿蘇の天然水」が無料で持ち帰れるではないか!
セブンイレブンでペットボトル容器だけを購入できると書いてあったが、今日はもう売り切れていた。
しかし無料の天然水の提供とは、とても素晴らしいサービスだと感じた。

水質検査結果も書いてあり、品質も保証されている。
ボルヴィックに似た品質であるとの記載があったので早速汲んで飲んでみると、確かに味や舌触り(硬度)がボルヴィックに似ている。
このレベルのお水を無料で提供しているのは本当に驚いた。

雲、山、草原、そして晴れの天気。
それらを見ながら歩いていると、とても清々しい気持ちになる。

有名な白河水源に到着。

保全のための協力金を支払い、利用させていただく。
お水がとても元気に湧いているようである。

お土産売り場や、大きさが異なった空のペットボトルなども販売されていて、一大観光地となっている。

自分も、家族への手拭いをお土産に購入した。熊本っぽい絵柄が描かれていて可愛かった。

あか牛が有名なのだと、ポスターを見て改めて知った。だご汁も美味しそうである。

水源まで行ってみると水が透き通っており、本当に綺麗である。
自分の持っている空のペットボトルに汲ませてもらおうと思い、蛇口のある場所を探してみると、

水を柄杓で掬う形であった。
先ほどのセブンイレブンでの事があったため、先入観により水の出る蛇口が何処かにあると思っていたが、そりゃあそうである。そのまま掬う形である。

早速、掬ったものをペットボトルに入れて飲んでみる。確かに雑味などが全然なくて美味しいと感じたが、コンビニで買った阿蘇の天然水などを飲むと感じられる甘味が、こちらの水には感じられなかった。コンビニのように冷蔵して飲むとまた違う味に感じるのであろうか?

白川水源での観光を終え、また歩き出す。
桜が綺麗な木々に出会ったため写真を撮る。

ひたすら真っ直ぐな道を歩いて行く。天気が良いのは本当に有難い。

綺麗である。後ろに映る雲もまた良い。

時期は終わっているが、高森峠千本桜のある場所へと行ってみる事とする。

途中、こちらのスーパーで昼食を買う事とした。
入ってみて驚いた。お惣菜が手作りのようである。価格もとても安価で美味しそうである。ついつい、あれもこれもと購入してしまった。

林の中や、この道で合っているのかと思うような道を歩いて行く。

しばらく歩いて行くと、高森自然公園に到着。

桜の時期は過ぎているが、自然豊かで眺めの良い公園である。

こちらの東屋でお昼休憩をとることとした。

とにかくすべてのお惣菜が安くて美味しそうである。
マグロの竜田揚げがボリュームもあってとても美味しい。1口かじり、紫蘇おにぎりをかじると脳の中で幸せホルモンが大量に放出されるのを感じる。

おかずセットも250円で10品ほどのおかずが入っており、どれもご飯が進む美味しさである。
いなり寿司もこれほど大きいものは見たことがなく、ご飯の味付けを程良いものであり、これらのおかずとの相性も抜群である。

晴れた日で空腹の時に、良い景色を見ながらこうやっておいしいご飯を食べていると、これ以上の幸せがあるのかと思う程の幸せを感じる。
気づいたら、ペロリと全て平らげていた。

お腹的にまだ食べれそうであったので、残ったご飯と一緒にこちらの魚卵の煮付けもいただく。
やはり味付けが良いのでとても美味しい。

しっかりとエネルギーを補給し、身も心も元気になったので再び歩き始める。

トンネルの向こうにまたトンネルが見える。歩道もあるので、とても気持ちよく歩ける。

岩がむき出しになっている。やはり阿蘇である。ワイルドさを感じる。

熊本一の景勝地と書いた「月廻り温泉・公園」に到着。休憩をとる事とした。

こちらの温泉に入る予定であったが、もう営業はしていないようであった。
熊本地震やコロナの影響であろうか、昔はやっていたがもう営業していない温泉が阿蘇では少なくないようであった。

阿蘇山が一面に広がる風景に圧倒され、その雄大さは想像以上であった。
かなりしばらくの間、ベンチに座りその雄大な阿蘇山を眺めていた。

喉が乾いてきたので自動販売機へと向かう。今まではずっと水を飲んでいたが、天気が良いのもあってふと麦茶を飲んでみたくなった。
バーコード決済ができるとあったので、操作方法に従って買いたい飲料のボタンを推しスマホでコードを読み込むと決済が完了してドリンクが出てきた。
とても便利で驚いた。

月廻り公園には羊や子羊がいて、和やかな雰囲気であった。

鯉のぼりと子供の名前(?)の書いた旗が立っていた。産まれてきた子供さんの健康を祈って旗を立てる風習なのかな〜と勝手に想像した。
とても日本的で素晴らしいと感じた。

遠くから見ても阿蘇山は雄大である。しっかりと心に焼き付けてから歩きはじめる。

上色見熊野座神社に行き、参拝させていただく。林の中を長い階段を登って本殿まで進む。この厳かな雰囲気が、心を清めてくれる気持ちにさせてくれる。
周りを見ると外国人観光客がとても多い。観光バスなどが巡る観光スポットなのであろう。
気持ち良く参拝させていただいた。

今日の宿泊場所である「鍋の平キャンプ場」に到着。後ろに阿蘇山が見える贅沢なキャンプ場である。

羽化したばかりであろうか。緑色の蝶々がいたので、思わず写真を撮る。

キャンプ場は無人であり、名前などを帳簿に記入して券売機で宿泊料を支払うシステムであった。

トイレや水場もきちんとしている。

雉さんがいた。雉がもの凄い速さで歩く事は知らなかった。「ケーン、ケーン」と言う鳴き声も聞けた。
後ろで牛さん達が草を食べているのもまた、のどかで癒される。

こちらのテーブルとベンチの横でテントを張ることにした。
自分の他には、夫婦が1組とバイク乗りの男性2人がいるだけで、とても静かであった。

テントにかわいい虫さんが遊びに来ていた。これもまた、自然の中で寝泊まりする醍醐味なのであろう。

明日の朝は早めに起きて歩きを開始することとしたので、今夜は早めに寝ることとした。
お昼ご飯をたくさん食べたので、晩御飯は食べなくても大丈夫であった。
暗くなって間も無く、少し寒いくらいの風に当たりながら眠りに落ちた。

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