歩き1人旅

歩き旅〜九州→中国地方編〜 4/25

4月25日

相当疲れていたのか、爆睡であった。
起きてみると、足裏の皮の痛みは少しはひいていたものの、やはり50キロ歩いたダメージは大きいようで、今日は歩くのを控えた方が良い気がした。
この前の3333段の石段昇降&40キロを歩いた時もそうだが、次の日は足が使い物にならなかった。

とりあえず歯磨きなどをして身支度をし、昨日知り合ったYさんが出発する際に少しお話しをして、その後自分もチェックアウト時間の10時が来る前に出発する事とした。

昨日とは打って変わって今日はとても天気が良い。朝から晴天の下を歩くと最高の気分になる。

お店が並ぶ商店街を歩く。
いつ来ても、このような商店街はテンションが上がるスポットだ。
色々と地元の産品や美味しそうな食べ物が売られていて、この地域の人々の生活の様子が伺えて興味深い。
色々とお店を見て周り、朝ごはん用に幾つか美味しそうなお惣菜を買ってみた。

そうして近くの公園で朝ごはんを食べる事とした。天気が良くてウキウキなピクニック気分となる。

味付け卵は黄身までしっかりと味が付いていて、かつ黄身がトロトロであり、職人の技を感じた。

白い袋の中は玄米おにぎりであり、これは珍しいと思い購入。玄米はやはり噛むごとにお米の旨味が口中に広がり、これがまた一緒に買った唐揚げや卵焼きと最高に相性が良い。

そして初めて豚足を買ってみたが、食感も味もとても良いものである。
最初の数口は豚さん特有の臭いを感じたが、食べ進めて行くと気にならなくなり、むしろこれがまた美味しく感じるものであり興味深かった。

「堅めの木綿豆腐」も、初めて買ってみたが堅さも自分好みであり、風味もほのかに花を思わせる香りが素晴らしく、また甘味も感じる豆腐であり大変美味であった。

公園に咲いていた綺麗な花。相変わらず名前などは全く分からないが、良い天気の日にお腹が空いた状態で、こう言った綺麗な花などを見ながらご飯を食べる。
これ以上の幸せはそうそうあるものではない。

足裏は痛いが、天気がこれだけ良いと歩きたくなるので、とりあえず門司港を目指して歩いてみる。
途中、観覧車のあるショッピングモールがあった。その前にあるバス停に人がたくさん待っており、とても利用客の多いショッピングモールなのだと感じた。
過疎化が進んでいる自分の地元にはない活気を感じた。

(勝手に写真を撮ってしまったが)植物との共生をしているアパートがあり、特に奥の建物なんかはほぼ全ての壁が植物に覆われており、珍しいと思い写真を撮る。
祖父母が住んでいた倉敷市にある美観地区に所在する建物にも、このように植物に全体を覆われているものがあり、日本にはこう言った建物がある所にはあるんだな〜と感じた。

引き続き、良い景色を眺めながら晴天の下を歩いて行く。

ヨーロッパ風の建物があり、何の建物なのかと思ったがホテルのようであった。
建設費が莫大だったのではないか。とても豪華な外見のホテルである。

今まで目にしなかったミニストップがあった。
北海道ではお目にかかれないコンビニである。

お好み焼き屋さんがあり、大きな通りに立地しているため、人気店なのだと窺える。
お好み焼き屋さんとはこれまた珍しいと思いパシャリ。

時代を感じる煉瓦の建物があり、この辺りは早くから西洋文化が入って来たのかな〜と(自分は歴史に疎いが)想像した。

そうして海を見ながら門司港に向けて歩いて行く。時々船が通って行き、港が近い事を感じる。

平日の日中であるが、こちらの海岸公園には散歩をする人、絵を描いている人、世間話しをしている外国の人など色々な人がおり、とてものんびりとした雰囲気であった。

煉瓦の建物が続くニッカウヰスキーの門司工場があった。道路沿いの庭部分がとても綺麗に手入れされており、色彩豊かな様々な種類の花なども植えられていて、さすが大企業だと感じた。

片足を上げて「海の男」のポーズをとりながら釣りをしている人がいて、背景の景色ととても合っており格好良いので、勝手に写真を撮った。

海上自衛隊の船が停泊していた。初めて見たが立派である。

と思ったら更に立派な船があった。
これ程の大きさの船、一度は乗ってみたいものである。

そして海上技術学校の船であろうか。
生徒たちと先生と思われる人が船に荷物を積み込んでいた。
学校の授業で船舶に乗り込み訓練をする、と言うのがなんか格好良い。

そうして歩いていると、遠くに跳ね橋が見え、ちょうど上がって行っている所であった。なかなかの長さの跳ね橋である。

近づいて行くと、段々と橋が降りて来た。
せっかくなので、この橋を渡ってみる事にした。
外国人観光客も含めて、沢山の人が橋が降りるのを待っている。
警備員的な人が端のゲートに待機しており、通行可能になるのを待っている。

そうして橋が降りきって通行可能となると、警備員さんがゲートを開けた。
と同時に一斉に待機していた人たちが歩き始める。

西洋的な雰囲気の建物を横目に跳ね橋を歩いて行く。
改めて、このように天気の良い日にこうして観光気分を味わえるのは幸せである。

橋を渡り切ると、レストランやお土産屋さんが入っている建物の前に出る。
この地域は焼きカレーが人気なようである。焼きカレー屋さんがたくさんあり、美味しそうなメニューがずらりと並んでいる。

カレー好きな自分としてはとても気になるが、写真を見て満足する事とした。
お土産屋さんなども見ながら少しフラフラしてみる。
修学旅行生がたくさんおり、お土産も修学旅行生は少し安くなるようであった。
とても素晴らしい値引きシステムだと思った。

関門橋が見えて来た。九州をもうすぐ離れると思うと少し寂しくは感じるが、また機会があれば是非訪れたいと強く感じた。

関門橋、下から見るか?横から見るか?
どちらから見ても迫力があり気分が上がる。

橋のたもとに和布刈神社があり、気持ち良く参拝させていただく。

関門橋をバックに鳥居が佇む様子が素晴らしい。

歩行者や自転車乗りの人用の人道トンネルに到着。
関門海峡を歩いて渡れるとは、今日ググってみるまで知らなかった。

このエレベーターで地下に降り、人道トンネルへと向かう。

歩行者は無料であり、自転車や原付バイクは20円の通行料がかかり、自転車等を押しながら歩いてトンネルを進む事となる。

エレベーターを降りると、支柱にぐるりと地元のグルメ情報が書いてあるのものが目に入り、スペースを上手く活用したとても良い観光情報の提示方法だと感じた。
その他にも、この付近の観光地を記載した地図などもあり、有用な情報が手に入る。

見るとトンネルは右側通行であった。
いよいよ九州を後にする時が来てしまった。

歩いていると、壁に可愛いお魚さん達の絵が描かれていて、遊び心を感じられて微笑ましい。

全長が780mである事が分かった。
思ったよりも短く、あっという間に山口県に行ってしまう事となる。

ついに来てしまった県境。佐多岬を4月6日に出て今日でちょうど20日目。
とても濃い3週間であった。
九州は是非また遊びに来たいと思いながら、県境を跨いで行く。

そうして下関へと来た。
振り返れば門司がいる。

下関のグルメもまた豊富である。
蕎麦好きとしては瓦そばがとても気になる。

関門トンネル人道踏破を祝うメッセージがあった。
偉業を成し遂げたのはむしろ、このトンネルを掘削して作りあげた先人たちなのではないか、ふとそう感じた。

結局今日は、足裏は痛いがなんとか歩けるので山口県を東に進む事とした。
グーグルでキャンプ場を見ると、なんとか日が暮れる時間に辿り着けそうな場所があったので、そこへ向かう事とした。

市場が好きな自分としては「唐戸市場」がとても気になるが、関門橋から見て西方面なので、橋まで戻って来るのに往復1時間程かかり、足裏への負担なども考えて今回はパスする事とした。
次回遊びに来た時には是非寄りたい場所である。

自転車や原付バイク利用者用の料金箱があった。20円とはとても良心的な価格である。

そうして下関側の人道トンネル入り口に出た。

さよなら九州さん。また将来戻って来ます。
それにしても、つい先ほどまではこの橋の反対側にいたのがなんか感慨深いものである。

大砲のレプリカがあり、歴史を感じされてくれる。

コンテナ船などが海峡を通って行く。
普段見ることのない風景に、こうして世界の物流が回っているんだな〜と感じた。

壇ノ浦の戦いがかつて繰り広げられていた戦場跡。
年中平和ボケしている自分であるが、この日本で比較的平和な今の時代に生きていられる事を、改めて有り難く感じる。

ドーム型テントでグランピングが出来るキャンプ場があった。
自分はグランピングはした事はないが、さぞリッチな気分になれるのであろう。
ホテルにいる感覚で自然の中で過ごす事ができる。とても面白いスタイルのキャンプである。

名残惜しいのか、何度も何度も振り返りながら関門海峡と関門橋が見えなくなるまで歩いて行く。

綺麗なお花が咲いている。
足裏は痛いしお腹が減って来たが、まだなんとか歩ける。天気が良いのが幸いだ。

ボートレース会場があった。とても立派な建物である。

さすが下関。ふぐのマンホールが可愛い。

ボートレース場には子供たちが遊べるような遊具施設があり、子供連れでも訪れることができるような配慮がなされていた。
それにしても賭け事と言うのは大金が動くのであろう。このような立派な施設を作ることができるのだから。

そうして歩いて行くと、自分のお気に入りショッピングセンター「ゆめタウン」へと到着。
お腹がペコペコであり、晩ご飯タイムとする。

お楽しみの食料買い出しタイムを満喫した後、イートインコーナーにて晩ご飯を食べる事とした。
こちらにはなんと充電用コンセントまであり、有り難くスマホを充電させてもらいながらご飯を食べる。
お腹がかなり減っているとカロリーのある物が食べたくなるのか、アジフライを買ってしまった。
サクサク&ジュワーっと言う感じでとても美味しい。
他のお惣菜もペロッと食べてしまった。

まだ全然お腹が空いていたので、ミックスナッツの400g入りの大袋を購入して、歩きながら食べる。気づくと半分以上食べてしまっており、このナッツだけでも2000キロカロリー近くを食べてしまった。
さすが50キロ走破した翌日なだけある。お腹の空き具合が半端ない。

そうして引き続きキャンプ場を目指して歩いて行く。日も暮れ始めてきた。

もう少しで陽が沈む。まだ歩けると思って足を進めて行くが、だんだんと足の裏だけではなく左足の甲も痛くなって来てしまった。

なんとか痛くならないようにと、タンの部分を出して足の甲と擦れないようにしてみる。
少しだけだが楽になった。

痛みを堪えながら歩いて行く。
気づけば下関市の端まで来てしまった。

山陽小野田市に入る。温泉とキャンプ場はもう少しだ。
小声で、もう少しだ頑張れと自分に言い聞かせながら歩いて行く。

そうしてようやく温泉のあるRVパークに着く。
こちらには朝から夜までやっている食堂があり、貝汁が名物のようである。とても美味しそうだ。
3D冷凍とはなんであろうか。冷気が一箇所から吹いて来るのではなく、立体的に数カ所から吹いて来ると言うところであろうか。急速に冷凍できるのであろう。

こちらの食堂の横に温泉があるようだ。
美味しいご飯が食べられて、温泉にも入れて車の中で寝れるとなると、トラックの運転手さん達なんかには有難いRVパークである。

そうしてこちらの温泉で汗を流す。
適温の広めの浴槽にジェットバス、小さめなぬるめの浴槽、小さめな熱めの浴槽、サウナに水風呂、露天風呂とたくさんのお風呂があり、自分は熱めのお風呂と水風呂、そして露天風呂に入った。
やはり歩く度に足裏がとても痛く、お風呂の入り始めはかなりヒリヒリとしてしまう。
足の疲労が溜まっているので、しっかりとふくらはぎや足裏をマッサージして労わる。
そうして30分くらいしっかりと温まって温泉を後にした。

あたりはすっかり日が暮れており、満月が見えていた。

そうして心地良い夜風に当たりながら歩いて行くと、今日泊まる予定のキャンプ地である青年の家に到着。
遅くまで受け付けが開いていて助かった。
管理人さんにキャンプをする旨を伝え、名前や連絡先などを記入してひと通り説明を受ける。
そして最後に管理人さんが「何か質問などあるかな?私の体重以外に」と、お茶目な一言を言い、笑わせていただいた。
ユーモアは大事だな〜と感じた瞬間であった。
そうして管理人さんにお礼を言い、テント設営地へと向かった。
このキャンプ場が無料で利用させて貰えるとは、驚くべき事であった。

設営地へと着くと、先客は1人だけで自転車旅の人であった。
少し離れた場所にてササッとテントを張り、寝る準備をして横になった。
そしていつもの如く、明日の予定を立てているうちに寝てしまった。

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