歩き1人旅

歩き旅〜中国地方編〜 4/26

4月26日

このキャンプ場は道路が近い立地ではあるが、道路との間に林があるため意外に車の音などは気にならずに寝る事が出来た。

奥にもう1人のキャンパーがいるが、こんなにキャンプサイトが広く、かつ利用料がかからないキャンプ場であるのに利用者が自分を含めて2人だけ。
とても贅沢な使い方をさせてもらった。

遊具のある公園もあり、なんと素晴らしい場所なのであろう。

オブジェのような柱の間にベンチとテーブルが置いてある。これだけ沢山テーブルがあるのも珍しいような気がする。

歯磨きや洗顔はこちらでしゃがんで行った。
このしゃがみながらやるスタイルが、野外でキャンプしている気分を増幅させてくれる為、これがまた堪らない。

テントに戻り、昨日の残りのミックスナッツを食べて荷物をまとめ、出発する事とした。

長崎ちゃんめんのお店があった。
ちゃんぽんとはまた違うのであろうか。

初めて行くスーパーがあった。やはりスーパーへの初訪問はワクワクする。
ひと通り販売されている商品を見て歩いた後、今日の晩ご飯を買うこととした。
今日は山の上にある無料キャンプ場に泊まる予定であり、荷物は多くなるが念の為に水も多めに買っておく。

買い物を終えてスーパーを出ると、新幹線がちょうど通るところであった。
普段北海道で生活していると新幹線を見る事がないので新鮮である。

塀と家の壁の一部が緑に覆われている。
自然と共生している感じが素晴らしい。
この共生は、環境保護と言う面では一回りして最先端を行っているのではないか。

かなり古びた雲梯があったが、なんか低いような気がする。
腹筋を使って足を前に出しながら、足を地面につけないように進んで行くスタイルであろうか。
腹筋がバキバキに鍛えられそうである。

いや、形に惑わされたが、これは雲梯ではなく太鼓橋と言う可能性もある。
だがこれは一般的な太鼓橋とは違い曲線ではないので、手を使いながら登って行くと四足歩行の動物歩きスタイルとなる。
どちらにせよ、なかなかのトレーニングとなりそうな遊具である。とても興味深い。

引き続き歩いていると、沓古墳と言うものがあった。これまた大変興味深い。

川に佇むサギさん。長閑な光景で癒される。

まだ日中の早い時間ではあるが足と肩が疲れて来てしまったので、ここで休憩をとる事とした。
この道の端に座って川を眺めていると、ゴミ捨てを終えたおじさんが「なんか良いアイディアでも浮かんだかい?」と聞いてきたが、上手い返しを思い付く事ができず「足が疲れてしまったので、ちょっと休憩をとっています」と普通度100%の返答をした。
一応、佐多岬から歩き旅をしている旨も伝えたところ、「頑張ってね」との一言をいただいたので、お礼を伝えた。

休憩を終え、引き続き歩いて行くと雉がいた(見づらいが、写真の左側)。
その雉さんの前にカラスが2羽、じっと雉さんを見ていた。

気のせいかもしれないが、山口県に入ると家の作りも九州で見て来たものとはまた少し違う。
勝手に写真を撮ってしまったが、こちらの家などは瓦がツルツルであり興味深かった。

目的のキャンプ場に向けてひたすら歩いて行く。
曇りではあるが、雨が降っていないのは幸いである。

岩が並んでいて、ぱっと見、ワニのような形だと思った。

気温は20℃。暑くもなく寒くもないので、これは助かる。

相変わらず山の木々の色合いが綺麗で心に響く。

昨日に引き続き、左足の甲がかなり痛くなって来た。
靴紐の中間部を全部抜いて、写真のように縛ってみると少し楽になった。

何度見ても色彩豊かで綺麗である。

土砂崩れがあったのであろう。斜面の一部が禿げていて、その下にトン袋の土嚢が置いてあった。斜面が崩れるのは日常的な事なのだと感じた。

山あいにある民家や畑。長閑な風景に出会う度に心が洗われる。

美祢市(みねし)へと到達。

山あいを歩いて行く。

植物と一体化した電線。大きなカカシのようにも見える。

ひたすら山道を登って行く。足裏も痛くなって来て足もかなり疲れて来たが、もう少しだ頑張れと自分に言い聞かせる。

そうしてようやく桜山総合公園へと到着。
もう少し歩いて上まで行けばキャンプサイトへと着くはずだ。

うさぎさんがいた。
可愛いので動画を撮ろうかと思っていると行ってしまった。

展望台へと到着。
上からの眺めが気になったが、空腹が酷かったのでキャンプサイトへと行ってテントを設営する事とした。

なんか異世界へと続きそうな道である。道はしっかりと整備されていて有難い。

とても綺麗な花である。空腹は凄いが、その綺麗さに思わず写真を撮った。

ようやくテント場に到着。山の上にあるキャンプ場、ここまでは長い道のりであった。
綺麗な水場があり、この裏にあるトイレも綺麗であった。

水場の水が出るか気になり、「おす」ボタンを押してみるとちゃんと出た。
、、、だが一向に止まる気配がない。
ボタンがずっと押された状態になっている訳でもなく、これはどうやったら止まるのかと思っていると、止まった。良かったー。

さすが山の中にあるキャンプ場。無料ではあるが誰もいなかった。
とりあえず水場&トイレ近くにテントを張り、ご飯を食べる事とした。

今日はブリのお刺身&鯖の半身(販売時は冷凍)と言うお魚尽くしである。
どちらのお魚も脂が乗っていて最高であった。
タレにあかもくが入っている納豆も、初めて食べたが美味しかった。

そうして今日は早めにテントを張る事ができ、食後はしばらく横になって休む事が出来た。
いつもは横になったら間も無く寝てしまうので、今日は久々にテントの中でゆっくり出来た感覚を得た。
この感覚もキャンプの醍醐味の一つなのであろう。
そうして明日の予定などを立てながら、静寂の中の1人キャンプを満喫して眠りについた。


山の中なので気温が若干低めだったからか、夜中に尿意で起きた。
そして用を足している時に、何やら車の音がした。
「こんな深夜に人が来るんだな〜」と思ってトイレから出ると、ちょうどその車が自分の前を通り過ぎる所であった。
ライトの眩しさで思わず手を目の前にかざす。
車はそのままテント場の奥まで行ったので自分はテントに戻ると、車はそのままUターンをして引き返し、山を降りて行ってしまった。
一体こんな夜中に何をしに来たのかが不明であった。
そして気づいたのだが、自分はトイレに行く際、山の中なので動物が怖くて(テントのペグ打ち用)トンカチを持っていた。
車のライトに照らされながらトイレから出てきた際も、そのトンカチを持っていた。
車の運転手からすれば、深夜に山の上にある公園兼キャンプ地に来てみたら、トイレから疲れた顔をしたトンカチを持った人間が出てきたので、恐怖だったのかもしれない。
頭にローソクなど立てていれば効果は倍増だったであろう。

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