歩き1人旅

歩き旅〜中国地方編〜 5/5

5月5日

短めの睡眠であったが、朝5時前には起きて急ぎ気味でテントを畳んだ。
昨日は暗くてあまり良く分からなかったが、この公園はかなり大きい規模のものであり整備もきちんとされているようであったので、朝日が出た後もテントを張っておいたままにするのは危ないと思ったからだ。

そうして出発の準備をしてから朝ごはんを食べる事とした。

以前九州のスーパーで買って食べて美味しかった豆腐を再び購入。
やはり格が違う美味しさである。
パプリカとピーナッツも美味しくいただいた。お腹が空いているととにかく何でも美味しい。

そうして食べていると、公園の管理人さんのような人がゴミ拾いなどの整備をしに来た。やはりテントを早めに畳んでおいて良かった。

そうしてご飯を食べながら今日は何処に行くかを考えた。
神社があるようなので、そこに行く事とした。

公園を後にして歩いていると、「伊藤博文別邸・旧宅」と書いた看板があったので、そちらへ寄る事とした。

このような形で観光気分を味わう事ができ、意外であった。

色々と詳しく記載しており、大変興味深い。

このようにして別邸・旧宅がしっかりと保存されているのは大変素晴らしい事である。朝一でこのような場所へと来る事ができて嬉しかった。

そうして松陰神社へと到着。早速お参りをさせていただく。

このような家屋にて松蔭先生が生徒達に様々な事を教えていた事を想い、勝手に感慨深い気持ちになる。

歩いていると、巫女さんたちが色々と準備をしていた。朝一の時間に来たので、こうして開けたばかりの神社の様子を見るのは初めてであった。
見ると、巫女さんたちが各拝殿の前で参拝をしていた。日課なのであろう。
自分のような一般の参拝客がいるからであろうか、巫女さんの参拝はかなり早いペースのものであった。素早く2回お辞儀をし、パンパンと素早く手を叩き、また素早くお辞儀をする。
よく見ると、手を合わせる時に肘を高くして胸の前ではなく顔の前まで手を上げていた。
このような参拝方法なのだな〜と勉強になった。
この方法が正しいものなのかは分からないが、自分も模倣し参拝させていただいた。

そうして参拝した後で、来た道とは反対側から鳥居へと戻ろうとすると、「学びの道」があった。
見てみると、左右に何かがずらりと並んでいた。

松蔭先生による含蓄に富む言葉が書かれている。とても勉強になる。

なるほどである。

確かに「目」にはその人の内面が表されているような気がする。

確かにその通りである。

確かに、逆境にいるものは「頑張るぞ!」と言う意欲に燃えるものである。
勉強になる言葉である。

なるほど。

志しの重要さを説いている。まさしくその通りであると感じる。
本当に為になる名言の数々である。

この短時間でも色々と学ばせていただく事ができ、大変有り難い気持ちとなる。

この茶室もまた味があって大変素晴らしい。

こうしてひと通り見させていただき、神社を後にした。
予想外の形でとても有意義な神社参拝となり、朝から清々しい気分である。

大砲を横目に、歴史を感じながら歩いて行く。
今日はとりあえず東に向かう事とした。
道のりは遠いが、昔から興味のあった出雲大社を目指す。

道の駅萩しーまーとの前を通る。
「萩の旬を食べる市場」とありとても興味があったが、まだ朝が早く道の駅が開いていなかったので、素通りをする。

プライベートビーチ感のある落ち着いた浜辺である。
ちょうど尿意を催したので、トイレを利用させていただいた。

左手側の前方に大きな島が見えたので、マップで確認すると「大島」であった。

手前の岩の中に穴が空いており、向こうの浜辺へと行けるようになっている。
なんか格好いい。

真っ直ぐ立っている岩や、

面白い形の岩などがあり、見ながら歩いていると飽きない。

岩の上に樹々が茂っているのもまた風情がある。

強風の日には波を被るのであろう。
自然の力強さは脅威である。

このような大変大きな流木も流れつき、そして岩の上に打ち上げられる。
自然の力は偉大である。

ウミウであろうか。2羽、岩の上に佇んでいる。のんびりしていて和やかな光景。

のどかである。

色々な岩の形があり、見ていて楽しい。

あと1時間ほど歩くと道の駅である。
お腹も空いて来たので、道の駅でご飯休憩をとる事にした。

海の色と言い、背景の自然と言い、とにかく素晴らしい。
雨が降っていないのがこんなに幸せなのかと改めて感じる。
九州では歩き始めは雨に当たる事もあったが、その経験によって晴れや曇りの日がとても有り難く感じられるようになった。

海岸沿いは景勝地が多いようである。
気にはなるが、そのまま東へと足を進めて行く。

左前方に見えてきた島、よく見ると鳥居があるではないか。興味深い。

地図を見ると男鹿島と書いてある。
秋田の男鹿半島と関係があるのであろうか。
そう言えば以前秋田になまはげ祭りを見に行った際、訪れた場所が男鹿半島にある真山神社であった。
神社の名前が「真山」であったと言う理由で見に行っただけであるが、凄みのあるなまはげや、音と迫力が凄い太鼓の演奏など、とても良い経験となった。

そうして道の駅阿武町に到着。

見ると、道の駅発祥の地と書いてあるではないか。
これはまた珍しい場所に来る事ができた。

直売所を見ると、なんと芹がこんなに安い値段で売っているではないか!
仙台で食べた芹鍋が本当に美味しく、北海道でも食べようとした事があったが、なんせ芹が高価であり断念した事があった。
この辺りは食材に恵まれた地域である。

道の駅の裏は海に面しており、最高のロケーションである。
そしてカップルが鳴らすのであろうか、「愛の鐘」的なものがあった。

そうして直売所やテイクアウトの食べ物を見たが、ゴールデンウィークと言う事もあり大変混み合っていてここで購入するのを諦めた。
検索してみると、すぐ近くにスーパーがあるのを発見したのでそちらへと行く事にした。

サンマートさん、お邪魔します。
色々と美味しそうなものが売られており、買い物を楽しむことが出来た。
やはりスーパー巡りは面白い。

そうして道の駅へと戻って来た。
なんとレストランだけではなく温泉もあるではないか!
ここは有り難く温泉にも後で入らせていただこうと思う。

そして温水プールまである。ここは本当に道の駅なのであろうか。多機能であり凄い。

買って来たご飯を食べられそうな場所があったので、スーパーで買ったもので申し訳ないが、少しの間こちらを利用させていただく事とした。

牡蠣&あさりの貝祭りである。牡蠣はぷりぷりで大変美味しかった。
イワシとおからの「うの花きずし」も、程よい酸味の酢締め感にイワシのコクと旨みが合わさって、おからの味と食感も相まって美味しいものであった。
食後にいちごも食べ、大満足のランチタイムとなった。
そして周りを見てみると、バイクのライダーの男性3人も斜め前のテーブルを利用してご飯を食べていたが、スーパーかコンビニで買って来たであろうお弁当を食べていた。
道の駅のテーブルと椅子だけを使わせていただくと言う不届者は、自分だけではなかった。

そうしてご飯を食べて満腹になった後、温泉に入る事とした。
こちらの温泉は、内湯とサウナ、そして水風呂があり、自分は内湯と水風呂を行ったり来たりする温冷浴を1時間半ほどたっぷりと楽しませてもらった。

そうしてお風呂を出て休憩所で少し休んでいる時に、自分の足裏を見て驚いた。

大変汚い画像で申し訳ないが、何層にもなった皮がとにかく悲惨である。
水ぶくれができて大きくなり、そのうちに水が抜けて固くなり、その付近にまた新たな水ぶくれができ、、、の繰り返しにより何層にも重なった皮膚が出来上がったのであろう。
そして雨の日などは足がふやけ易いので、余計酷くなるのである。
歩く時の痛みはあるが、痛いのが当たり前になって来ており、このような状態である事に全然気づかなかった。
改めて酷い写真である。見た人が気分を害されていたら申し訳ない。

そうして酷い足裏ではあるが休憩所で休んでいると、猛烈な眠気に襲われてしまった。
なので、横になって少し寝させて貰う事とした。
萩往還での疲れが出て来たのであろうか。
気づいたら1時間以上寝ていた。

そうして温泉を後にし、歩き始める事としたが、何せ足取りが思い。
全然前に進もうとしてくれないのである。それに伴い、メンタル的にも今日は前に進まない方が良いと言っているような気がする。
なので、とりあえず先ほどのスーパーへ行って晩ご飯を買う事とした。

そして食料を購入してスーパーを後にし、今日寝られそうな公園を探す事とした。今日はもう移動するのは諦めて公園で休もう。
探していると良さげな公園があったが、テントを張る場所に迷う。
大きすぎる事もなく小さすぎる事もない公園であり、何処にテントを張ったら大丈夫そうであるか判断に迷った。
ここまで迷うのは初めてであり、何処に張ろうか、やっぱり違う場所に行こうか、などとしばらくの間ウロウロしながら考えていた。
側から見れば完全に変人である。
そうしてお腹が空いてきたので、とりあえず晩ご飯を食べる事とした。

良い感じの椅子があり、ここに座って食べる事とした。

生揚げが思ったよりも美味しく、またホタテサラダやブリが沢山入った刺身切り落としも大変美味であり、とても満足感のある晩ご飯となった。
ただ、風がかなり強くなって来たので、食べ物が飛んで行かないようにするのにひと苦労であった。特に納豆が飛んでいきそうになった時は焦った。

そうしてご飯を食べ、何処でにテントを張るかをずーっと考えていると暗くなって来てしまい、結局考えるのは諦めてトイレの真横に張る事とした。
ただ、風が強すぎてテントを張るのが大変難しく、一瞬気を抜いたタイミングでテントが飛んで行きそうになり、慌てて掴んだため床面が少し傷ついてしまった。
パートナーのテントを借りているので申し訳ない事をしてしまった、、、

これがテント内の様子である。とにかく強風であり、横になるとテント側面が頭にバンバンと当たる。これは寝にくさが半端ない。
それでも疲労は溜まっているため、程なく眠りに就いた。

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